アルバム「青空の…」を振り返って-12006/11/21

 やっと発売になりました。評判も上々で何よりです。ありがとう。

 約半年間、制作に没頭し作り上げたアルバム。途中、機材のトラブル等でウマくいかず、その辺にあるモンをぶん投げたりもした。今だから言えるけどね(笑)。その後、プレスへの準備期間が3ヶ月ほど。ホント長かった。

 このアルバムを手にして、人は何と言うのかわからないけど、ボクの中では今持てるすべてや、思いを凝縮した1枚である事は間違いない。

 タイトルトラックにもなっている「青空のかなたにあるメロディ」:この曲は元々はライブでギター1本で歌ってきた曲だ。だから、ライブでずっと聴いてくれてた人は、今回のアルバム・アレンジで聴いてみると、また違った印象を受けるのではっと思ったりもします。

 ボクは音楽の考え方として、ライブと、媒体に収めるいわゆるレコーディングはまったく別モンだと考えてる。だから、ライブはライブの価値観があり、CDにはまた違った価値観を置いてる。

 コンスタントにライブをやり続けてきたものを中断して、アルバム制作に踏み切った大きなキッカケはいくつかあった。

 公私にわたって色んな事があった一年だった。大きく成長させてもらえた06年であった事は間違いない。その一年を締めくくる大きな出来事である事は間違いないでしょう。

 このアルバムには、ボクの思いを感じてくれて、タクサンの方が制作に携わってくれた。「友は財産」というが、ホントにそう思った。彼らのプロだと感じた事は、「やってあげてんだから」っというココロが何一つ見えなかった事だ。

 時には夜中まで打ち合わせをしたり、時にはストレートに、「ここ違うんじゃねーの」っとグサッと言ってくれたり(笑)

 正直言って、作った側が言うのもへんだけど、6曲で1500円はかなり安いと思う。あの手間ひまかけた事を思えば。かといって、サウンドは6曲すべて妥協していない。
 
 待っていてくれる人、励ましのコトバをずっと送ってくれた人へのせめてものボクの気持ちだと思って設定した。この価格設定については何度も議論した。でも、正解だと思う。この価格で。

 音楽は、消耗品ではない。どうせ聴いてくれるのであれば一生聴いてもらえたら、作り手としていう事は何もありません。

 本当にありがとう。あの街にも届いたと声をもらえて幸せです。

 聴いてくれる人のココロの中に「青空のかなたにあるメロディ」が見える事を祈りつつ。

コメント

_ hide ― 2006/11/22 14:29

確かに6曲で1500円って安い。
でも、このアルバムにnobucchiの想いがつまってるんだよね。

それをちゃんとかみしめて聴いてるよ。

_ Sho ― 2006/11/22 22:15

アルバムの発売、おめでとうございます。
当たり前の事ではあるんですが、曲を聴いていると、nobucchiさんが生き方にnobucchiさんの音楽の源があるんだな、と感じます。

その人柄が親しみやすい曲を作り、周りの人を惹きつけてきたんだろうと思います。
今までも、これからもそんな調子で音楽を続けてくれたら、と勝手に思っていますが、、何はともあれ、おめでとうございます。ではまた。

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